ANREALAGEのプリントTシャツです。
2005年11月14日に東京タワー大展望台で行われたkeisuke kanda × ANREALAGEの共同ショーの招待状をプリントしたTシャツのリバイバルとなります。
コットン100%のボディ。
ユニセックスで着用いただけます。
サイズ46のみのお取り扱いとなります。
[着用モデル:男性179cm/サイズ46着用]
デザイナーの森永 邦彦氏の書籍である「AとZ アンリアレイジのファッション」の第一章【東京タワー】に以下のように書かれております。
実はファッションショーを決行する前に、東京タワーの展望台でショーが開催できないか、問い合わせた。ショーの開催を懇願する手紙も送った。前例がないこと、警備・保安上の問題があること、一般客に迷惑を掛ける恐れがあることを盾にあっさり断られた。僕らは今、東京タワーにのぼらなければ未来はないと思い詰めた。
僕らを絶望の淵から救い出してくれるニュースが突然飛び込んできた。
「東京タワーに男がよじのぼり、ハートの垂れ幕」。事件を取り上げたニュースの見出しはこうだった。
東京タワーの鉄柱によじのぼり、好きな女性に告白するパフォーマンスを演じた男が警察に逮捕された事件。男は赤いハートのマークと「朋ちゃん」という文字を描いた垂れ幕を、高さ100メートルからぶら下げたと報じられた。
男の純粋さと行動力に衝撃を受けた。赤いハートは僕らの心に突き刺さった。僕らが目指しているのは100メートルの高さではない。もっと上の高みである。まずは男に続けと思った。
ショーを決行するためには、東京タワーにのぼらなければならない。それには入場券を買う必要がある。観客1000人分の入場券。1000枚をまとめて買うと怪しまれるため分散する必要がある。
ショーの招待状は、男の事件を扱った新聞をコラージュして制作した。コラージュは事件を扱った新聞10紙以上を買い、記事の一文一文を東京タワーの骨組みを模してつくった。そこへ、僕らの心に刺さったハートをたくさん描いた。逮捕された男の報道はどれも冷ややかだった。気持ちを伝えるために命がけの行動に出る。一人の男ができて、僕ら二人の男にできないというわけはない。男と僕らの姿をどこかで重ね合わせていた。
招待状には展望台の入場券を同封した。
『ANREALAGE(アンリアレイジ)』:デザイナーは森永 邦彦。ANREALAGEとは、A REAL-日常、UN REAL-非日常、AGE-時代、を意味する。「神は細部に宿る」という信念のもと作られた細かなパッチワークや人間の身体にとらわれない独創的なかたちの洋服、テクノロジーや新技術を積極的に用いた洋服が特徴。'15S/Sシーズンよりパリコレクションにて発表している。
サイズ46 |
着丈約68cm、肩幅約45cm、身幅約50cm、袖丈約20cm、裄丈約42cm |
マテリアル |
コットン100% |
生産国 |
Japan |